FP3級 4-タックスプラン

こんにちは!
FP3級の勉強を続けていますか?
学習範囲も50%前後の折り返し地点に進んでいます。
初めての学習は、最初は頭が混乱するのが当たり前です!
学習を続けていくと、そのうち、なんとなく頭の中が整理されていきます。(きっと)
あきらめずに最後まで学習マラソンのゴールまで走り続けましょう!
さて、今回は、4分野目の「タックスプラン」です。
いつも通りに大枠と感想を紹介します。

タックス(Tax)は、「税金」のことだよ。
「タックスが高くて、マックス怒ってる!」
ってダジャレがあるぐらい💦
働く世代にとって日本の税金は高いと新聞記事では言われているよ。
学習しながら、本当かどうか確かめていきましょう!
タックスプラン(税金計画)について学びます。
「タックス(tax)」は「税金」のことです 💰
国や地方自治体が、公共サービス(教育、医療、道路整備など)を提供するために、個人や企業から徴収するお金を指します。
会社員ならば給料明細の「所属税」や「住民税」が一例です。また、個人事業主は、確定申告でお世話になっています。
気づいたら税金が徴収されている気がするので、まずは、なんとなく税の種類を覚えながら税金を理解していきましょう!
(1) 税金の種類
税金に関する知識は、お金が関わるあらゆる場面で必要不可欠です。
①他の学習分野とも密接に連携しているため、FP試験対策において最優先で学ぶべきテーマの一つです。
③日本における税金制度の「国税と地方税」、「申告納税方式と賦課課税方式」といった基本的な分類を理解しましょう。
(2) 非課税所得と課税方法
個人の所得にかかる所得税の基本を学びます。
①所得は「収入から必要経費を差し引いたもの」と定義され、個人が得た所得に課税される税金が所得税となります。
所得=収入-必要経費
②税金がかからない非課税所得として、
・失業手当や障害・遺族年金
・通勤手当(月15万円まで)
・保険金
などが挙げられる。これらが課税されない理由は、生活の補填や損害の回復を目的としているためです。
③所得税の課税方法として、原則である
・総合課税(複数の所得を合算して計算)と、
・例外的な分離課税(特定の所得を分けて計算)
が紹介されます。
分離課税はさらに
・「申告分離課税」(自分で計算・申告する退職所得や譲渡所得など)
・「源泉分離課税」(支払い時にすでに税金が徴収されている利子所得など)
に分類され、それぞれの特徴が学べます。
(3) 所得税の計算と所得の種類
所得税の計算における所得の種類と、それぞれの計算方法を学びます。
①利子所得や配当所得、個人事業主の事業所得、不動産所得、そして最も多くの人に該当する給与所得に焦点を当て、収入から必要経費を差し引くという所得税計算の基本的な考え方を学びます。
②減価償却の概念や源泉徴収、年末調整といった税金に関する重要な手続きについて学びます。

給与明細の所得税や、株運用の配当金など、生活に身近な用語があります。
でも、不動産所得や減価償却など聞きなれない用語もたくさんあります。
知らない税金が一杯あるんだなーって思いながら、ひとつひとつ理解していきましょう!
(4) 総所得金額
日本の税制における特定の所得の種類と、それらを合計して総所得金額を算出する方法
を学びます。
①以下、それぞれ計算式や課税上の優遇措置、非課税となるケースががあります。
・会社を退職する際に受け取る「退職所得」
・資産を売却して得られる「譲渡所得」
・偶発的に得られる「一時所得」
・他のいずれにも該当しない「雑所得」
②複数の所得がある場合に赤字の所得を黒字の所得と相殺できる「損益通算」の仕組み。
③対象となる所得が「不動産所得、事業所得、山林所得、譲渡所得」に限定されることや、例外的に損益通算できないケースがあることを学んで、総合的な所得計算の基礎を理解します。(ほんださんは、ふじさんじょう(富士山上)と語呂合わせします)
(5) 配偶者控除・扶養控除
所得控除の仕組みとその重要性を学習します。
①所得控除とは、税金を計算する際に、合計所得金額から特定の金額を差し引くことで、課税対象となる所得を減らし、結果として税金を安くする制度です。
課税対象=合計所得金額-特定金額
②所得控除の種類として
・基礎控除(所得に応じて適用されるすべての人対象の控除)
・配偶者控除(収入の少ない配偶者がいる場合の控除)
・扶養控除(配偶者以外の収入の少ない家族を養っている場合の控除)
それぞれの適用条件や控除額について学びます。
税額控除との違いを明確にし、所得控除が個人の状況に応じた税負担の軽減に役立つことを学べます。
(6) その他 控除
日本の所得税制度における様々な所得控除について学習します。
①病気や予防にかかる費用を対象とする医療費控除とセルフメディケーション税制、給与から強制的に差し引かれる社会保険料控除、将来の年金準備を支援する小規模企業共済等掛金控除が中心的に説明されています。
②生命保険料控除、ひとり親控除、地震保険料控除、そして寄付金控除の一種であるふるさと納税もあります。
③納税者が税負担を軽減するための具体的な手段を網羅的に理解します。
(7) 所得税の計算と申告
所得税の計算と納付、そして税額控除の仕組みについて学習します。
①多くの人が利用する住宅ローン控除の適用条件や控除額は重要性です。
②確定申告の必要性と、会社員でも確定申告が必要となる具体的があります。それらの手続きの煩雑さに応じて年末調整か確定申告かが決まるという実用的な視点も提学べます。
③事業主向けの青色申告制度のメリットや適用対象者についても触れられ、節税の特典が学習できます。
控除を上手に活用することは私生活でも重要です。試験勉強も大事ですが、自己防衛のためにも学習していきましょう!

税金の単語も、たくさんあって大変だー
ほんださんのYouTube 「FP3級 爆速講義」も視聴してみてください。
税金はなんか難しそうですが、ほんださんの解説ならば、楽しく学習できます。
講義数は7講座になります。
OutPutの学習も忘れずに!
あと、上ページの「大枠解説と感想」は、学習後にもう一度読み直してみて下さい。
用語の意味が分かるようになっていれば、合格に近づいているかもしれませんよ。