ファイナンシャルプランナー資格とは?

この記事はファイナンシャルプランナー(以下、FP)に興味がある方に、
FPの魅力と資格取得方法について解説します。
自分もファイナンシャルプランナー3級、2級を取得しています。
ファイナンシャルプランナーを取得したメリット
・お金のリテラシーが向上した。
・知り合いにライフプラン計画を提供して喜ばれた。
・FP仲間ができました。
・ある人は、就職活動の資格欄に記載して転職した(FP2級)
・ある人は、FPとして独立した。
自分も周りの方も、FP資格を取得してメリットが多かったようです。そのため、ファイナンシャルプランナーに興味がある方を応援します!

でも、ファイナンシャルプランナー(FP)って、
どんな資格?
1 結論
FPは「お金の基本リテラシー」を得るのに最適な国家資格です。
具体的には「金融」「税制」「保険」「ローン」などを学び、「就職」「結婚」「引っ越し」「出産・育児」「老後」などのライフプランに沿ったお金の知識(リテラシー)を取得していきます。
金融の知識は現代社会を生きる上で必須のスキルと言えるため、勉強する価値は十分にあると思います。
実生活・仕事・資格取得…どの角度から見ても「損がない勉強」のため、勉強を始める人が多い人気資格です。(2024年度受験者数 約12万人)
ひょっとしたらCMの影響で、「ファイナンシャルプランナー=保険販売員」というイメージがあるかもしれませんが、それだけではありません。
お金に関する知識を身に付け、「お金に関するライフプラン」をアドバイスできる専門家になれます。
某資格学校に詳細説明があるため、参考にしてみてください。
(一部、広告がありますが、FPとは何?という目的でご参照ください)
TACのFP紹介ページ

FPは何級から勉強すれば良いの?
まずは3級から勉強を始めることをお勧めします。
3級ならば、テキスト・演習問題の独学で、合格可能です。
自分は、LEC「FP3級 速習テキスト」がお勧めです。

理由は、テキストとYouTubeの「ほんださん / 東大式FPチャンネル」の相性が良いからです。
ほんださんって誰?
と思うかもしれませんが、FP関係者では超有名人な方です。
【必須】 テキストと連動する、YouTubeの紹介
「ほんださん / 東大式FPチャンネル」
恐らく、FP試験の講義ならば、日本一分かり易いです。
上記に、ほんださんのYouTubeチャンネルのリンクを張っているので、
よかったら視聴してみてください。
びっくりするぐらい説明が楽しくて上手ですよ。この分かり易い動画は、なんと、「LECの速習テキスト」を利用して解説しています。
今はほんださん独自の「FPキャンプ」という動画に変更になっています。
しかし、テキストと動画は相性がばっちりなのは変わりません。
自分の経験から、「ほんださんの動画解説」+「LECのテキスト」を利用することが、最強の効率よい勉強方法と思っています

FP3級の合格率はどうなっているの?
FP試験3級の合格率を以下に補足します。
合格率は高い方なので、頑張れば取得できると思います。
あと、試験は「日本FP教会」と「きんざい」があります。
どちらかを選ぶのかは勉強方法や将来の目指す方向で選択してみてください。

✅ 日本FP協会がおすすめな人
- 独学で勉強している
- 実生活に役立てたい
- 資産設計提案業務(1種類)を勉強したい
✅ きんざいがおすすめな人
- 金融機関・保険会社に勤務している
- 実務的な知識を活かしたい(個人資産相談業務など(2〜4種類))
- FP1級まで国家資格として取得したい
2 FPを勉強する理由(例)
FP試験を受験する方は、以下のような理由で勉強を始めるそうです。
お金の知識を身につけたい(生活に役立てたい)
【個人的なメリット】
・家計管理・貯金・保険・年金・税金・住宅ローンなど、身近なお金のことを幅広く学びたい。
・「お金に関する将来の不安を減らしたい」という動機も多いです。
就職・転職・副業でアピールしたい
【キャリア面のメリット】
・社会人のスキルアップ、自己啓発としても好印象。
・特に、金融業界、保険業界、不動産業界では重宝される資格です!
・一般企業では、人事部での活躍の場があります。給与計算・年末調整では特に役に立つ知識が身に付きます。
・上記の業界、職種をめざす学生さんならば、就職活動のアピールポイントにも有効です!
お金(人生設計)のアドバイスができる専門家になれる
【社会貢献のメリット】
・お金のライフプランの相談業務を行う道があります。
・プロフェッショナルのFPとして。お客様へ経済的な不安を軽減させて、より良いライフプランの実現をサポートできる意義深い仕事です。
3 これから勉強する方へのアドバイス

1.学習のステップ
繰り返しになりますが、まずは3級から始めることをお勧めします。
基礎的な金融知識から税制、不動産、相続まで幅広くカバーしており、日常生活に直結する内容です。
合格率も比較的高く、取り組みやすい入門レベルです。
2.効果的な学習方法
テキストでの理解と過去問演習のバランスが重要です。
特に計算問題は繰り返し練習することで確実に得点源にできます。
また、法改正や制度変更が頻繁にあるため、最新の情報を意識して学習を進めてください。
3.継続のコツ
学んだ知識を実際の生活に当てはめて考える習慣をつけると、理解が深まり記憶に残りやすくなります。
家計の見直しや将来設計を実際に行いながら学習すると、勉強のモチベーションも維持しやすいでしょう。
4 FPの効率的な具体的な勉強方法
FP3級試験の合格に必要な勉強時間は、一般的に30~100時間前後が目安とされています。
・自分の経験では、独学で大丈夫です。
・また、自分は以下のテキスト・演習問題集を利用しました。
・TACもよい教材です。ただ、自分はコンパクトに分かり易い資格学校LECの参考書で勉強して合格しました。
そのため、自分の経験上、LEC版がお勧めです。
(YouTube動画より、ほんださんもLEC推奨派でした)
・ただ、ほんださん動画内に「FPキャンプ」の紹介があります。自分は、そちらは未経験です。ただ、格安なので試してみてもよいと思います。
5 試験の申込方法

1.CBT試験への移行
FP3級は、ペーパー方式の試験からコンピュータで試験を受けるCBT方式(ネット試験)へ完全移行しました。
CBT試験では、各テストセンターごとに随時申し込みが可能で、いつでも受けたいと思えば試験会場で受験できます。
*CBT(Computer Based Testing)
2.申し込み手順
①実施機関を選択
日本FP協会
金融財政事情研究会(きんざい)
※どちらで受検しても同じ級の資格が取得できます
②CBT-Solutions または各機関のサイトから申し込み
オンラインで受験日時と会場を選択
受験料の支払い(通常8,000円程度)
③受験票の確認
受験日の詳細を確認
持ち物や注意事項をチェック
④CBT試験の特徴
全国のテストセンターで随時受験可能
パソコン画面での解答(マウスクリック)
電卓は画面上のものを使用
試験結果は即日または数日で判明
⑤受験資格
FP3級には受験資格の制限がないため、誰でも受験できます
まとめ
FP3級は独学でも合格可能です。
テキストと演習問題があれば合格可能です。
ただ、もっと簡単に合格するツールとしては、
YouTube動画の「ほんださん」のFP3級完全講義がお勧めです。
・「ほんださん講義」 → 「テキスト」 → 「演習問題」 のサイクルを繰り返すと理解度が高まって、合格に近づけます。
・あと、「演習問題(過去問)」は、最低3回は繰り返してください。
1巡目の問題を解く場合、分からない点が多くて、くじけそうになります。でも、2巡目、3巡目と頑張ると、正解率がぐんぐん上がってきますよ!
ぜひ、FP3級を取得して、お金の知識を身に付けてみてください。
3級を取得すれば、一般的に就職活動で有利となる次のステップのFP2級にも進むことができます。